ブログ
Blog
夏に向けて
長い梅雨も終盤となり、警報級の雨が降ったかと思えば、梅雨を忘れるほどカラリと晴れた日など、
季節の変わり目を感じさせる天気が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。
館内では本格的な夏に向けて整備が進んでいます。
正面玄関前の池では水質改善のため数日かけて水を抜き、底や外壁の汚れも綺麗に落としていきます。
夏の強い日差しや台風の影響から建物を守るためにも、清掃は大切な作業となります。
皆様の憩いの場となっているライブラリーは、
定期的に本の入れ替えなどを行っていますが
この時期は湿度の影響を受けがちな本のメンテナンスも行います。
雨降りの日のライブラリーは、落ち着いた照明の中
読書やwi-fiを利用した動画鑑賞などがゆっくりと楽しめるので、
お気に入りスポットになっているという方も♪
そんな夏の準備の最中、館内の花屋「クリスティン・ミュンヘン」の
フローリストがあるものを発見!
鉢植えのベンジャミンの枝の間にできていた可愛らしい鳥の巣です♪
巣の中をのぞくと、白地に鮮やかな赤紫色模様が入った卵が3つ、孵化するときを待っていました。
せっせと巣を作ったのは、春から夏にかけて産卵時期を迎える「イソヒヨドリ」。
沖縄の方言では「スーサー」と呼ばれ、街中でもよく見かける身近な野鳥です。
それから数日後、あっという間に「ピヨピヨピヨピヨ・・・」と元気な鳴き声が♪
我先にと大きく口を開ける様子をカメラに収めることができました。
イソヒヨドリは、孵化してから巣立ちまで約10日、
飛び立つまではさらにまた2週間ほど要するとのこと。
雛たちが独り立ちする頃には沖縄の夏も本番です。
そのときまでそっと見守りたいと思います。