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先日、一般棟で「フットケアとイスヨガの体験会」を開催いたしました。
日頃、ご入居者から寄せられるご相談の中でも多い「足や爪のお悩み」や
「運動不足への不安」を取り上げた企画です。
久しぶりのイベントということもあり、多くの皆様にお申込み頂きました。

講師にお迎えしたのは、看護師の経験を活かしながら、
予防医療の観点で「介護美容」に取り組む那須理恵子さんと喜納美香さんのお二方。
明るく楽しい進行でアットホームな雰囲気の中、体験会がスタートしました。

資料を使った説明の後、まず始まったのが「イスヨガ」の体験。ヨガといえば、マットを敷いて
あらゆるポージングを行うイメージですが、今回は高齢者も気軽に参加できる椅子を使ったヨガの体験です。
“介護予防”に特化した独自の内容は「呼吸・瞑想について」「骨盤底筋について」「表情筋・嚥下について」など
様々なテーマがあり、毎日でも続けやすい手軽さが特徴♪ゆっくりとポージングや深呼吸を行いながら
自分自身と向き合うひと時は、身体の変化や不調に早期に気づくきっかけにもなります。

「フットケア」体験では、皆様に素足になって頂き、実際に足や爪を見ながらのお悩み相談をはじめ、
爪切りやマッサージなど実際の施術も体験して頂きました。
加齢とともに高まるリスクのひとつで気をつけたいのが「転倒」ですが、フットケアを意識することで、
足の浮腫みや乾燥・痒みなどの肌トラブル、巻き爪・肥厚爪・水虫などの爪トラブルなどを予防し
転倒リスクの回避にも繋がるとのこと。


これまで「手がとどかない」「腰が痛い」などの理由で
なかなか爪が切れなかった方も、適切な方法でカットした爪をみて
「昔は当たり前にできていたことができなくて落ち込むけど・・・
ケアをお願いするのも大事だね」とすっきりした表情に♪

マッサージを受けた方は「足がポカポカと温かくなってきた！」
「足が軽く感じる」などすぐに変化を実感したようでした。

隣り同士で興味深く足を観察しながら説明をお聞きになったり、
席を離れて講師と自由に情報交換をしたりと、
身体の悩みを共有することでご入居同士の距離も近づいたご様子。

皆様の関心の高さを感じる良い機会となりました♪